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海南島の旅行(後半)

中国事情コラム

最終更新日:2017年4月4日 

海南島の料理

海南島の料理は魚介類が多く、中華料理の中ではとても薄味でした。 中華料理は種類がいろいろあるのですが、海鮮料理が多く薄味ということから 福建省のアモイと、この海南島の料理が日本人の口に合いそうです。

四川料理 は辛すぎて食べられない人がほとんどではないでしょうか。火鍋や麻婆豆腐、 本場のは日本のと全く違って本当に辛いです。 私も初めて中国に来た時は、麻婆豆腐と青椒肉絲しか知らなかったのでよく 注文していたのですが、辛くて美味しくなかったです。四川料理でお勧め なのは、『夫妻肺片』という料理は安くて美味しいので四川料理レストラン に行く機会がありましたら食べてみてください。

アモイは小さな島のようなところなので街のいたるところで海鮮料理がある のですが、海南島は島が少し大きいので、やや内陸気味のところもあり、海の 近くでなければそれほど魚介類が豊富にないようです。私も何度も海鮮レスト ランで食べましたが、店員によくアワビを注文するように薦められました。 あまり興味がないので注文しませんでしたが、いつも薦めるとは利益が多い のでしょうか?

中華料理の魚は大体煮魚で、私はあまり好きではないので海老 や貝をよく食べていました。お腹がいたくなるので、外国で貝は食べない方が いいと言われますが…。  旅行に行く前に調べた情報では海南島の海鮮料理はかなり安いということ でしたが、三亜の海鮮は、噂で聞くほど安くはありませんでした。最近は 世界のミスコンテストなどが開催されて、メジャーな場所になってしまった のが影響しているのかもしれません。

ベトナムと同じもの

驚くことに海南島にもベトナムのフォー(お米で作ったうどん)と全く 同じものがありました。味も作り方もほとんど同じです。中国語では 『河粉』と言っていました。ベトナムからの移民か華僑が海南島にフォー を伝えたのかもともとあったものかは謎ですが。

それに海南島は雲南省と並びコーヒーも有名で特に温泉で有名な興隆の 興隆珈琲が有名だそうです。他では買えないと思い私も2袋ほど買って きました。上海の方では、おいしいコーヒーを飲むと日本より高くて 毎朝飲めるものではないので私も興隆にいた時は、毎日興隆珈琲を飲んでいました。 中国のコーヒーは、ベトナム人のように砂糖をたくさん入れなくて、 苦かったのですが、濃厚な味は同じものでした。生春巻きもあるかと 思いましたが、揚げ春巻きばかりで生春巻きはなかったです。

スターバックスの中国進出   

話は変わりますが、以前は外国人の間では、中国では美味しいコーヒー が飲めないと言われていたのですが、ここ2,3年はスターバックスや 上島珈琲や真鍋珈琲がたくさんできて美味しい珈琲が飲めるように なってきました。でもまだ美味しいパン屋やケーキ屋はほとんどありません。 私も毎朝何を食べようか悩んでいます。 肉マンや小龍包はちょっと油っぽいので。朝からラーメンは消化が悪そう ですが、中国人は朝からラーメンを食べている人が結構います。最近は 私はワンタンを食べています。  

スターバックスは今のところ上海、杭州、北京などの金持ちが多い都市に しかないようです。休日は混んでいるのですが、場所にもよりますが、まだ 値段が高すぎて平日はガラガラなので私も買い付けなどの途中に休むのによく利用しています。値段は今のところ中国の物価を考えると高めに思え ますが、3年から5年後ぐらいには富裕層がだいぶ増えてくると思うので、 マクドナルドのように流行りそうです。 ※ 値段はスターバックスの中カップのラテが23元(=300円)でした。

マクドナルドのハンバーガーは1つ10元(=130円)ぐらいで、セットで頼む と17.5元(=230円)。ものによっては、日本の方が安いかもしれません。 それでもなぜか中国のマクドナルドもケンタッキーもいつもすごい人で 賑わっています。中国人は鶏肉が一番好きだそうで、ケンタッキーも すごい人気があります。 あと中国では、最近ハーゲンダッツの店舗が急拡大していますが、こちらは 日本人の物価感覚でも高すぎて、私も3回しか行ったことがありません。2週間 ぐらい前にも一度食べてきたのですが、トリプルのアイスが確か59元(=770円) でした。中国の物価を考えると驚くほど高いです。それでもたくさんの中国人で結構混んでいるのが不思議です。

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