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チャイナドレスのコラム裁縫職人の減少最終更新日:2013年12月13日
下の記事は2012年7月9日にブログで書いた記事を整理して掲載しております。 裁縫職人の減少 この商売も長くは続けられないだろうと思ってはいるのですが、その主な原因に、毎年現地で職人が減っているというのがあります。 詳しく調べたわけではないので、大体ですが今住んでいる都市は、裁縫店(路地裏やアパートの中にある小さいお店も含め)、10年前はたぶん100店ぐらいありました。(外から見えるお店は30店ぐらいだと思うのですが、倉庫やアパートの部屋の中にもあったりするので)。 これは紳士服とか、パジャマとか、各ジャンルのお店を全部合わせた数なので、チャイナ服を作れるお店は、私の知っている限り、他に1店あるかないかです。また仮にあったとしても私たちの品質を守れるかという問題が起こります。 減ってしまった原因は
実は、今月は今までずっと裏地を仕入れていた服飾用品店から閉店すると言われて、少し生地をいただきました。プレイベートで贈り物を作ったりできる程度の量なのですが。あと前にパジャマを作ってもらったことがある家の近くの裁縫店もちょっと前に閉店してしまいました。裁縫関連のお店の閉店が相次いでいます。 当店の内部の話になると、2,3カ月に一度は昇給の要求をする人がいて、それで多少もめごとが起こります。 解決できるのか?現地で職人が減っている問題を解決できるのかと言えば、解決できるとすればいくつかのアプローチがあります。 内陸部に移転する もし大企業になれば製造コストのみの問題なので、内陸に移転するのも有効な方法だと思います。 素人から職人を育てる高卒などの新規採用をして、一から職人を育てるのも可能だと思います。ただこれが実を結ぶまでには、少なくても3年かかってしまいます。そもそも業界の売上が以前の3分の1程度になっている状態で、それほど待てないかもしれません。 逆に人件費を上げてしまい、人材を安定させるこれはある意味、非常にいい方法だと思います。欠点は人件費がさらに高くなってしまい企業が儲からなくなってしまうことです。これをやるには、恐らく高収入、長時間労働をさせ、少人数に切り替えることが有効と思います。給料が驚くほど高ければ、相当な動機づけになるので。 10年前から分かっていたことがですが、裁縫職人が減る傾向は止まりそうもありません。
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