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チャイナドレスのコラム

チャイナ服業界の現状

最終更新日:2013年12月9日 

下の記事は2012年4月にブログで書いた記事を整理して掲載しております。 

チャイナ服業界の現状

日本の最新事情

 1000円や2000円で売られている、お水系コスプレ系のチャイナを除くと、チャイナ服を扱ってるお店は、今は日本全国でたぶん20店ぐらいしかないと思います。横浜で5店ぐらい、名古屋ではゼロ、神戸では2店ぐらい、長崎もゼロ、他は分かりません。2000年頃のアジアブームの時よりも、たぶん3分の1ぐらいに減ってきています。そのうち3店ぐらいは弊社が供給しているのですが。インターネットショップも、昔と比べ半分以下に減ってきています。

 2005年に銀座に出店した香港系のチャイナ服高級ブランド上海灘も2009年に閉店してしまい、ネットショップで高級オーダーメイドをしていたトーエキキさんも2年ぐらい前に閉店してしまい、もしかして現在日本で買える最高品質のチャイナは弊社になってしまった可能性もあります。

 去年、日本の小売り業者や、チャイナ服を取り巻く環境をいろいろ調査したのですが、年々環境は悪化しています。閉店したということは赤字だったと考えていいと思います。

 まず小売りに関しては客層が減ってしまっていて、どのお店も毎年売上が落ちています。知らないお店は競合店が客を奪っていると思っているかもしれませんが、どこのお店もまんべんなく売り上げが減ってきています。このことは撤退したお店が多いことと、現在残っているお店でも売り場面積を縮小していることなどから、すぐ分かると思います。

弊社ではこれを憂慮して、客離れを起こしている原因は

  1. コスプレのような質の悪い商品が出回り過ぎて印象が悪くなったから
  2. 客層と商品のミスマッチ(商品を変える必要がある)
  3. 客層の変化(若年層の人口の減少と消費の変化)

  このように分析し、小売り店の方に良質のチャイナを供給することに力を入れました。現在残っている小売店のいくつかは中国から仕入れているのですが、商品はどちらかと言えばコスプレに近いもので、値段も商品の実力よりも非常に高めに設定されています。
小売りの方は、よい商品が欲しくても仕入れ先がない状態で、当店も小売店と協力しないと共倒れをする可能性が高いと考えました。

現地の事情

 そして次に材料費に関してですが、生地の高騰によって商売がやりづらくなっています。単純に生地が高騰しただけでなく、問題は売上が減っていたり、小売りからの発注のロットが少なすぎるために生地を購入する単位が少なくなっていることです。

生地というのは一反買いでなければ卸買いができず、もし少量を切ってしまうと卸の値段よりも50%ぐらい高い値段で購入しなければなりません。商品価格は同じでも、生地の原価が50%高くなってしまいます。50%高くなると利益分が全部なくなる可能性もあります。今後は生地の種類を半分に減らすなど対策をする必要があるのかもしれません。

 また職人を探すことも難しくなっています。当工場でも、もし職人が2人辞めただけで、お店として機能しません。今の職人が辞めたら、当社もお店を閉店するるつもりです。自己都合で辞めるなら、首にするよりもいいと言えばいいのですが。

 それ以前に、これは中国に縫製工場がある日本企業のみんなが言っていることですが、現在の中国の沿岸部では職人を探せないことや、人件費が高くなっている問題などで、後2年ぐらいしかたぶんビジネスが成り立たないそうです。本当は現在でも成り立たなかったはずだったのですが、円高によって延命されました。

 2年後には、ちょうど円安になりそうなので、やはりこのビジネスも後1年、2年だという意識を持って、他のビジネスの土台を築く必要があると思っています。2年後ぐらいには、良質のチャイナ服はほとんど手に入らなくなりそうです。

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