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チャイナドレスのコラム日本の小売店への販売最終更新日:2013年12月13日
下の記事は2012年10月13日にブログで書いた記事を整理して掲載しております。 日本の小売店への販売 たまに書いているのですが、当店では日本の小売店へも卸しています。 たぶん現在、シルクのチャイナドレスを、日本の小売店へ卸販売をしている業者は当店以外にないと思います。 また製造している立場側の本音を言えば、小売り店への卸販売というのは、副業に近いもので利益的には貢献はしていません。 卸売りをしている理由はチャイナドレスに関して、年々製造が難しくなっているから
など悪材料はたくさんあります。 今もし売らないとするなら、売れる時はないだろうと思っています。物理的、経済的環境の悪化でチャイナドレスを作っているような状況ではなくなっていると思います。数年後はチャイナドレスの商品自体も相当悪化していることが予想できます。品質が悪くなっているのに30%から50%値上がりすることが考えられます。人件費の高騰や人民元高の流れは絶対に止まりません。安い時にも買わなかった小売り店が、高くなってから買うというのは100%ない思います。それなら安いうちにできるだけ営業してみて、興味を示していただけない場合には諦めるという方法が現実的だと思います。 卸売りに関しては、私たちは2000年から12年間値上げをしていなかったのですが、今年から毎年5%から10%づつ値上げをする予定です。 規模も考慮する必要があること物作りをする場合には、規模が小さすぎると一点あたりのコストが高すぎてしまうことがあります。また生地工場から生地を買う際には、1反買いをする必要があります。1反というと、40m前後です。規模を拡大するためには、薄利多売も考慮しなければなりません。多売というのは既製品しか無理です。 チャイナドレスの印象をよくしたい日本で見かけるチャイナドレスは、コスプレ衣装ばかりです。これでは衣装の印象が悪くなってしまうので、私たちの服を置いていただくことによって、コスプレ以外のチャイナドレスもあるのだと思っていただけたら幸いだと思っています。 例えば5年前の神戸南京町(中華街)では、質の良いチャイナドレスが全くありませんでした。そのため神戸や岡山などの周辺の方は、ドレスを買うところがなく非常に困っていたと何度かお聞きしたことがあります。
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