チャイナドレスとアオザイのKOLO
チャイナドレスとアオザイのオーダーメイド。生地は500種類、デザインは60種類がら選択可能。送料無料
チャイナドレスとアオザイ
初めての方へ 当店の特徴 ご注文の流れ お客様の声 チャイナコラム おすすめコーディネイト よくある質問

オーダーメイド
既製品
ギャラリー

チャイナドレスのコラム

チャイナドレス業界の最新事情

最終更新日:2013年12月18日 

下の記事は2013年3月21日にブログで書いた記事を整理して掲載しております。 

最新事情

 当店はオーダーメイドが主力のビジネスなので、サイト上は既製品はほとんど扱っていないのですが、実は業者へは既製品販売しています。

 どうして個人のお客様に既製品を売らないかというと、以前はオーダーメイドの方がやりがいがあるからという理由だったのですが、現在はそれに加え既製品を売ると赤字になるというのも大きいです。実店舗販売なら商品が見られるので別の話なのですが、ネット販売の場合には安物と高級品が同じ競争をしてしまいます。
 近年は、現地の人件費、材料費、人民元、工場の家賃が毎年のように上昇しているので、ますます難しくなっています。

 チャイナドレスのマーケットのイメージでは、2000年当時は既製品は月間1500着ぐらいの需要があったと思いますが、水商売のマーケットも縮小してしまったり若い女性自体も減っていることから、現在既製品は月間1000着ぐらいに縮小してしまったと思います。専門店は10店ぐらいですが、その他コスプレや格安水商売衣裳などのお店が100店ぐらいあるので、それを合わせて1000着なので、かなり小さなマーケットです。
枚数が減っているのに加え、実は単価も安くなっています。
2000年 1500着×1万円=1500万円
2013年 1000着×4000円=400万円
たぶんこれぐらい既製品のマーケットは縮小しています。また売上が完全に減っているのに、原価が昔よりも5割増しぐらいになっているので、赤字にならないはずはありません。

 特に銀座にあった上海灘などの高級路線系が全部撤退してしまったので、現在単価は3000円ぐらいになっているかもしれません。
もし中華街にお店を持ったらどんなに安くても月100万円ぐらいかかるということを考えたら、たった1店でも月200万円の売上が必要になると思います。

実際に撤退した多くのお店

 特にリーマンショック以後は、お店の撤退が相次いでいます。中には利益とは関係ない理由で撤退したところもあると思いますが、大体は利益上の問題で撤退しています。

実店舗販売で撤退したところ

  1. 上海灘(銀座)
  2. 神戸紅星(神戸中華街)
  3. 綺羅(横浜中華街)

 裏の情報では、現在有名なお店が撤退する準備をしているそうです。

ネット販売で撤退したところ

  1. ルックルックチャイナ
  2. 藤亦輝旗袍

 ここに書いたのは有名なお店のみで、実際はもっとたくさん撤退しています。特にネット販売に関しては、2010年の時点で見かけ上は15店ぐらいあったのですが(ネットショップをオープンして、作りっぱなしで運営がされていないところなども数軒あったので)実質はチャイナドレスのお店は8店ぐらいだったと思います。
 現在ちゃんと運営されているお店は、たぶん4店ぐらいだと思いますし、当店以外は既製品の販売店です。

 もともと小規模な業界だったので、リーマンショック後、半分が撤退したと考えても間違いではないと思います。特に高級路線のお店が全滅していしまいました。

 また重要なのは、どこかのお店が客を奪っているということではなくて、マーケット全体が縮小していて利益が上がらなくなっているのが原因です。その証拠に当店も、知り合いのお店も全部売上が落ちているからです。有名なお店が次々と撤退しているか、売り場面積を減らしているというのを見ればすぐ分かります。

 

 上で紹介したお店は、専門店として営業していた優良店だったのですが、このようなお店が閉鎖してしまって、コスプレを扱うお店が残ってしまうのは残念な現象だと思います。

 日本の店舗に関しては、販売しようにも仕入れ先がないという問題があり、もし中国の市場に売っているような既製品を商品に選んでしまったら格安コスプレ店と競合してしまい利益が出ないという問題が起こってしまいます。


 中国の工場というのは、購入するためのロットが非常に大きいため、通常の日本の店舗では利用できません。お店で月に10着しか売れないものを、工場側は500着以上でないと相手にしないという感じなので利用できません。

  このような事情により、日本の格安衣裳販売などをしている業者が、他の服のついでに大量に買い付け、ついでに売られるような状態になっており、品質も安物に変わっています。

 すでに日本で残っているお店はネット販売も含め10店もないのですが、今後2年でさらに半減すると予測しています。

 

 メールマガジン 
  e-mail:
[解除・バックナンバー]