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チャイナドレスのコラム販売店の廃業と縮小最終更新日:2013年12月9日
下の記事は2011年12月にブログで書いた記事を整理して掲載しております。 現地の生地工場中国では、2,3年前はチャイナ服の生地工場は、7社前後あったのですが、今年になり2社のみになっています。2社のみになっているデメリットとしては、生地の種類が少なくなってしまいチャイナ生地での新商品が作りにくくなっています。 チャイナ服は、中国ではここ数年は流行しているのですが、生産されている服は現代風のコットンなどを利用したものが多くて、あまりコテコテのチャイナの生地で作られたものは流行っていないみたいです。 日本の販売店の状況こちらも廃業と規模の縮小が相次いでいます。当店でも例えば神戸の紅星さんに、量は少なかったですが卸販売をしていたのですが、2年前に閉店してしまいました。現在神戸の中華街では他社と取引があり、たくさんのドレスを置かせていただいています。また横浜中華街は、取引がなかったお店ですが、1年前に綺羅さんが閉店したと聞いています。ここは日本でオーダーメイドできる数少ないお店だったそうです。 あまり他社のことは書けないのですが、3年前ぐらいに大規模でやっていたお店は、店舗を次々と閉鎖したり、テナント代の安い場所に引っ越したりしているそうです。 ここ数年の淘汰により、たぶんオーダーメイドのチャイナドレスという点では競争相手がいなくなってしまいました。今主にチャイナドレスを売っているのは、コスプレ業者が商品の一部として扱っているぐらいです。これはコスプレ商品なので本来競合するものではないのですが。 現地の事情実は中国でもどんどん仕立て職人が減少していて、中国でも作るのが難しくなっています。中国でも繊維業界に関しては、ここ数年は非常に景気が悪くなっています。材料の仕入れ先から販売先まで淘汰されているので、数年後は思ったような商品が手に入らなくなってしまう可能性が高そうです。
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